バンドルカードは、キャッシュレス決済分野事業をおこなう株式会社カンムが開発・提供する「アプリを利用したVisaプリペイドカード」です。2016年9月にリリースされ、累計500万ダウンロードを達成したとされています。
バンドルカードの特徴
バンドルカードの大きな特徴は「迅速さ」といえるでしょう。アプリのダウンロードからカードの登録・発行までの所要時間は1分程度。チャージをすればすぐにオンラインの買い物に使用できることから、「最も速く作れるVisaカード」と呼ばれることもあるようです。
バンドルカード4つのメリット
バンドルカードには、診査なく作成できたり、使用履歴がチェックできたりといったメリットがあります。ここでは、バンドルカードの主なメリットについて4点紹介します。
1.審査・年齢制限なし
バンドルカードはクレジットカードを作成する際などのような審査がありません。また、年齢制限もないため未成年者でも作成できます。
2.使用履歴がチェックでき、一時停止も可能
バンドルカードは、チャージや支払いの記録がアプリ明細で確認できます。お金の動きがスムーズにチェックできるため、使い過ぎ防止に役立ちます。一時停止機能もあるため、必要に応じて使用をストップすることも可能です。
3.後払いチャージ機能がある
バンドルカードは一定の金額を先にチャージして利用するプリペイド式決済ツールですが、「ポチっとチャージ」機能に申し込めばチャージした金額を後払いできます。「ポチっとチャージ」でチャージした金額は、手数料と共に指定の期日までにコンビニ等で支払うことになります。
4.カード本体=リアルカードを持つこともできる
バンドルカードは、カード本体のないバーチャルカード版だけでなく、「リアルカード」と呼ばれる本体版カードも備えています。「リアルカード」には、オンラインに加えて国内の実店舗でも使用できる「バンドルカードリアル」、海外の実店舗等でも使用できる「バンドルカードリアル+」の2種類があります。
バンドルカードの登録方法・作り方
バンドルカードは簡単な手順で作成することが可能です。ここでは、バーチャルカード版バンドルカードの登録方法・作り方について紹介します。
事前準備
Vandle Cardを利用するために必要なアプリはAppStoreまたはGooglePlayからダウンロードします。お使いのスマホにあわせてアプリをダウンロードしてください。
バンドルカードの作り方
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1. アプリを起動し、「新規登録」ボタンをクリックします。
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2. 電話番号を入力します。その後SMSに認証コードが届きますので、届いた認証コードを入力します。
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3. ユーザーIDとパスワード、生年月日等を入力してアカウントを登録します。
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4. 登録情報を確認し、利用規約を読んで同意できる場合は同意にチェックを入れて続行します。
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5. バンドルカードの発行が完了となります。
※未成年者が登録する際は、保護者の許可を得た上で「保護者の同意を得ています」にチェックを入れる必要があります。
バンドルカードのチャージ方法や使い方、支払い方法
チャージ方法
- ポチっとチャージ(後払い)
- ポチっとチャージ(後払い)
- コンビニ
- ローソン、セブンイレブン、ファミリーマート、ミニストップ、デイリーヤマザキ、セイコーマートでチャージできます。
- セブン銀行ATM
- 全国に設置されているセブン銀行ATMからチャージできます。
- クレジットカード
- 現在は3Dセキュア(本人認証)に対応したVisaもしくはMastercardのクレジットカードが対象
- キャリア決済
- ドコモ払い ※NTTドコモの契約者が対象
- ペイジー
- ペイジーを利用して国内の銀行ATMからチャージできます。
- ネット銀行
- 主要メガバンクを中心とした全国1,000以上の銀行に対応
- ビットコイン
- 円建てチャージ
バンドルカードの使い方
使い方は通常のクレジットカード払いと変わりません。
支払い方法において「クレジットカード」を選び、バンドルカードアプリに表示された「カード番号及びセキュリティコード(CVV)」「有効期限」「名義人の名前」を、支払い画面に入力し完了です。
バンドルカードが使えるお店
バンドルカードは、Visaに加盟しているショップで使用できます。バーチャルカード版バンドルカードの場合、オンライン上の加盟店であれば国内外問わず使用可能。
最近では、ネット通販やサブスクリプションサービスを中心に幅広いショップで使えます。
バンドルカードの注意点
1.支払い対象外の料金がある
バンドルカードでは、公共料金や保険料、機内販売や高速道路料金など支払いができない料金があります。
また、ショップやサイト側の決定により利用制限している場合は使用不可となるケースもあります。
2.チャージ方法によっては別途手数料がかかる
バンドルカードでのチャージ方法のうち、「ドコモ払い」と「ポチっとチャージ」を利用する場合は別途手数料がかかります。双方ともに金額に応じた手数料が必要になりますので注意しましょう。
3.バーチャルカード版では実店舗での支払いはできない
バーチャルカード版のバンドルカードは、オンライン決済がメインとなり実店舗では使用できません。実店舗でも使用したい場合は、「バンドルカードリアル」もしくは「バンドルカードリアル+」の導入を検討してみてください。
まとめ
バンドルカードは簡単に作れてオンライン上の買い物に活躍してくれる決済ツールです。
自分に合ったチャージ方法を選んで無理なく計画的に使用できるので、多くの方にオススメのバーチャルカードです。